MENU

BMW 118dの後悔したポイントを徹底解説!高く売るためのコツと注意点を紹介

「BMW 118dを購入して後悔したポイントは?」

「BMW 118dを高く売るためのコツは?」

BMW 118dは、ディーゼルエンジン特有の音や振動、メンテナンス面での注意点、そして実燃費とカタログ値の差など、購入前に知っておくべき特徴があります。

本記事では、実際のオーナーの声をもとに、「購入後の後悔ポイント」「メンテナンスの注意点」「高額査定のためのポイント」について詳しく解説していきます。

BMWの118dの購入を検討している方、すでにオーナーの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

118dを購入して後悔したポイント

118dを購入して後悔した理由としては、ディーゼルエンジン特有の音や振動が気になること、高速道路での力不足を感じること、後席の足元スペースの狭さ、整備性の悪さ、小回りが効きにくいことなどが挙げられます。

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

ディーゼルエンジン特有の音や振動が気になる

118dのディーゼルエンジンの音と振動は、ガソリン車からの乗り換えで最も戸惑う点です。

特にアイドリング時には、独特のカラカラという音が気になります。

外から聞こえる音は低めの金属音で、ガソリンエンジンに慣れた耳には違和感があるでしょう。室内でも完全には遮断できず、特に冷間時は振動が強く感じられます。

ただし、最新のディーゼルエンジンは以前と比べて静粛性が向上しており、走行中はそれほど気にならなくなります。

それでも市街地走行時や信号待ちの際には、周囲の視線が気になることがあります。

高速道路での走行時に力不足を感じることがある

高速道路での合流や追い越し時に、パワー不足を感じることがあります。

確かに150馬力という出力は十分に思えますが、車重が1,480kgあるため、高速域での加速は期待ほどではありません。

特に上り坂での追い越しや、長い上り坂での巡航時には、アクセルを踏み込む機会が増えます。

ただし、低回転域からの320N・mという豊富なトルクにより、通常の巡航速度では快適に走行できます。

高速道路での直進安定性は高く、長距離ドライブでも疲れにくい特徴があります。

後席の足元スペースが狭く、特に家族での使用や長距離ドライブ時に不便

後席の居住性は、同クラスの他車と比べて明らかに窮屈です。

特に足元スペースは、前席の位置によっては大人が窮屈に感じるほど制限されます。

頭上空間も限られており、長時間のドライブでは後席の乗員が疲れやすい傾向にあります。

家族での使用を考えている場合、子供が成長すると窮屈さを訴えることが多くなります。

また、リクライニング機能がないことも、長距離移動での不満点となっています。

整備する際に多くの部品を外す必要があり、整備性が悪い

整備時の作業性の悪さは、維持費の高騰につながる大きな要因です。

特にエンジンルームは部品が密集しており、一つの部品を交換するために多くの周辺パーツを取り外す必要があります。

これにより、作業時間が増加し、結果として整備費用が高額になりがちです。また、部品の在庫状況によっては、修理に時間がかかることもあります。

定期的なメンテナンスでも、作業の複雑さから一般的な国産車より高額になることを覚悟する必要があります。

ボディサイズの割に小回りが効きにくい

コンパクトカーでありながら、取り回しの悪さは意外な盲点です。

最小回転半径は5.1mと、同クラスの車種と比べてやや大きめです。

特に狭い道での切り返しや、タイトな駐車場での操作に苦労することがあります。

ステアリングは適度な重さがありますが、低速時の取り回しでは、女性ドライバーには少し重く感じる場合もあります。

ただし、高速域では安定感があり、直進性の高さは評価できます。

118dを購入する際の注意点

118dを購入する際に押さえておきたい「3つの注意点」をご紹介します。

ディーゼル・パーティキュレート・フィルターの詰まりを防ぐため、定期的な高速道路走行が必要

118dを快適に使い続けるには、定期的な高速道路走行が必須です。

DPFは排気ガス中の微粒子を捕集するフィルターですが、市街地での短距離走行だけでは目詰まりを起こしやすくなります。

具体的には、60km/h以上の速度で20~30分程度の高速走行が推奨されており、これによってフィルター内に溜まった煤を燃焼させることができます。

この処理を怠ると、エンジン出力の低下や燃費悪化を引き起こし、最悪の場合はDPFの交換が必要になることもあります。

そのため、週に1回程度は高速道路を走行する習慣をつけることをおすすめします。

カタログ燃費と実燃費には差があることを理解しておく必要がある

カタログ燃費22.2km/Lと実燃費には大きな開きがあることを理解しておく必要があります。

市街地走行では12.7km/L程度、高速道路では19.7km/Lという実測値が報告されています。

この差は、交通状況や運転スタイル、エアコンの使用状況などによって生じます。

特に市街地での頻繁な発進停止や渋滞では、想定以上に燃費が悪化する傾向にあります。

実際の使用では、カタログ値の7~8割程度の燃費を想定しておくのが賢明です。

国産車と比べて部品代が高額になる

BMWの部品代は国産車と比べて10~30%ほど割高になることを覚悟しておく必要があります。

これは、部品の多くを海外から取り寄せる必要があり、輸送コストや為替の影響を受けやすいためです。

特に5年目以降は修理代で年間20万円程度かかることもあり、8年目のECU交換では42万円という事例も報告されています。

そのため、修理や部品交換に備えて、常に50万円程度の予備費を確保しておくことをおすすめします。

118dを高く売るポイント

118dを高く売却するためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

特に「整備記録」や「車内外の清掃」、さらには「複数業者への見積もり依頼」を怠ると、査定額が大きく下がる可能性があります。

ここでは、118dを高値で売却するための3つのポイントを解説します。

整備手帳をきちんと保管し、定期的なメンテナンス履歴を証明する

メンテナンスノートは査定額を左右する重要な書類です。

メーカー保証書と点検整備記録簿が一体となったこの書類は、愛車の整備履歴を証明する診断書のような役割を果たします。

特に6ヶ月点検や12ヶ月点検の記録は、定期的なメンテナンスの証明となり、査定時の重要なアピールポイントとなります。

ダッシュボードなど取り出しやすい場所に保管し、汚れや破損を防ぐためジップロックなどに入れて大切に保管することをおすすめします。

整備記録が残っていない場合、査定額が10万円以上下がることもあるため、売却時まで大切に保管しましょう。

外装の洗車だけでなく、車内の隅々まで丁寧に清掃を行う

車内の徹底的な清掃は高額査定への近道です。

まずは全ての窓を開けて換気しながら、天井から順に下方向へ掃除機をかけていきます。

エアコンの吹き出し口などの隙間はマイクロファイバークロスを使って丁寧に拭き取ります。

シートやフロアマットの臭いには、専用クリーナーを使用し、消臭剤で仕上げます。

特にタバコの臭いは査定額を大きく下げる要因となるため、プロのクリーニングサービスの利用も検討しましょう。

清潔な車内環境を保つことで、査定時の印象が大きく変わります。

複数の買取業者から見積もりをする

高額査定を実現するには、複数の買取業者による同時査定が効果的です。

同じ場所で複数の査定員が査定を行うことで競争原理が働き、査定額が上がりやすくなります。

例えば、A社が50万円と提示した後、B社が52万円、C社が55万円というように、その場で価格競争が起こります。

最後は上位2社に絞って再度交渉することで、さらなる査定額アップも期待できます。

また、同時査定なら1回の対応で完了するため、時間と手間を大幅に節約できるメリットもあります。

118dに関するよくある質問

乗り心地が硬いのでは?

118dの乗り心地は、特にMスポーツグレードでは硬めの設定となっています。

これは、BMWならではの走行性能を引き出すための設計思想によるものです。

ランフラットタイヤを標準装備していることも、硬さを感じる要因となっています。

特に市街地での段差越えや路面の荒れた道では、振動や突き上げを感じやすくなります。

ただし、通常のタイヤに交換することで乗り心地は大きく改善され、快適性が向上します。

燃費は本当に良いの?

カタログ燃費と実燃費には大きな開きがあることを理解しておく必要があります。

カタログ値では22.2km/Lとなっていますが、実際の市街地走行では12.7km/L程度、高速道路では19.7km/Lという実測値が報告されています。

この差は、交通状況や運転スタイル、エアコンの使用状況などによって生じます。

ただし、同クラスのガソリン車と比べると、燃費性能は依然として優れています。

警告灯が頻繁に点灯する?

BMWは電子制御が細かく設定されているため、小さな異常でも警告灯が点灯しやすい特徴があります。

主な原因は、各部に装着されたセンサーの不具合です。

エンジン警告灯が点灯した場合、エンジンの制御システムやバッテリーセンサーなどに異常がある可能性があります。

警告灯の色によって緊急性が異なり、赤色は直ちに停車が必要で、黄色は早めの点検が推奨されます。

まとめ

BMW 118dは、ディーゼルエンジンならではの特徴と、いくつかの注意点を持つ車両です。

エンジン音や振動、乗り心地の硬さなど、ガソリン車から乗り換える際には慣れが必要な特徴があります。

また、後席の居住性や小回りの利きにくさなど、実用面での制約もあります。

メンテナンス面では、DPFの目詰まり防止のための定期的な高速走行が必要で、部品代も国産車より割高になります。

実燃費はカタログ値より低くなる傾向があり、警告灯も敏感に反応する特徴があります。

ただし、高速走行時の安定性や低燃費など、BMWならではの魅力も備えています。

また、整備手帳の管理や丁寧な清掃、複数社での査定など、適切な対策を取ることで高値での売却も可能です。

購入を検討する際は、これらの特徴を十分に理解し、自身の使用環境や予算に合わせて判断することが重要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次