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ボルボを購入して後悔したことは?購入前の注意点を解説

「ボルボを購入して後悔した」

「ボルボの維持費は本当に高いの?」

ボルボは高級輸入車として人気がありますが、メンテナンス費用や電装系のトラブル、修理期間の長期化など、様々な課題を抱えています。

今回は、「ボルボオーナーが経験した後悔ポイント」や「購入前に確認すべき重要事項」、さらに「高額査定を実現するためのポイント」まで、詳しく解説していきます。

ボルボの購入を検討している方はもちろん、すでにオーナーの方も、より良いカーライフのために、ぜひ参考にしてください。

目次

ボルボを購入して後悔したポイント

ボルボを購入して後悔するポイントは、以下の通りです。

  • 5年間で約100万円の維持費がかかる
  • インフォテインメントシステムの不具合など、電子機器関連の問題が多発
  • 数年後の売却時に価格が大幅に下落
  • 輸入車特有の問題として、部品の取り寄せに時間がかかる

これらの問題点について、詳しく解説していきます。

5年間で約100万円の維持費がかかる

ボルボのメンテナンス費用は予想以上に家計を圧迫します。

ディーラーでのオイル交換は20,000円から40,000円と、国産車の約2倍の費用がかかります。

定期点検や消耗品の交換も同様に割高で、5年間で100万円近い維持費を覚悟する必要があります。

特に、3年間の無料メンテナンス期間が終了すると、急激に出費が増えることに注意が必要です。

ただし、一般の整備工場を利用することで、ある程度費用を抑えることは可能です。

インフォテインメントシステムの不具合など、電子機器関連の問題が多発

ボルボの電子機器トラブルは深刻な悩みの種となっています。

水温センサーの誤作動によるエンジン不調やオーバーヒートの危険性があり、電動ファンが異常作動する事例も報告されています。

最新モデルでは、インフォテインメントシステムの画面が暗転したり、ボタンが反応しなくなったりする不具合も多発しています。

ABSユニットなどの電子部品は熱による影響を受けやすく、故障リスクが高いことも懸念点です。

数年後の売却時に価格が大幅に下落

ボルボは新車購入時の価格に対して、中古車市場での価値下落が著しい傾向にあります。

これは、電子系統の不具合や高額な維持費への不安から、中古車市場での需要が限られているためです。

特に5年以上経過した車両は、修理費用の高騰リスクから敬遠されがちです。

保証期間が切れた後の整備費用の高さも、中古車価値の下落に拍車をかけています。

信号待ちからの発進時に突然エンジンが停止する

ボルボの安全性への信頼を揺るがす問題が報告されています。

最新のEXシリーズでは、緊急ブレーキシステムの誤作動や、重要な安全機能が使用できない状態での納車など、深刻な課題が浮上しています。

アラームシステムの誤作動も多く、予期せぬ警告音や誤った警告表示に悩まされるケースが少なくありません。

輸入車特有の問題として、部品の取り寄せに時間がかかる

ボルボの修理には予想以上に時間がかかることが多いです。

部品の多くが輸入品のため、取り寄せに時間を要し、修理完了までの期間が長期化します。

特に電子部品の故障時は、専門的な診断機器が必要となり、一般の整備工場では対応できないケースも多くあります。

修理期間中の代車確保も課題となり、日常生活に支障をきたすことがあります。

ボルボを購入する際の注意点

ボルボを購入する際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。

整備記録簿の確認

ボルボを購入する際は、整備記録簿の確認が必須です。

メンテナンスノートには、定期点検の履歴や部品交換の記録が詳しく記されており、これによって車の状態を正確に把握できます。

特に重要なのは、オイル交換の頻度で、ディーラー推奨のロングライフオイルを使用している場合は10,000kmから15,000kmごとの交換が目安となります。

また、点検整備記録簿には、法定点検の実施状況や整備内容が記録されており、これらの情報が査定時の価値にも大きく影響します。

走行距離が極端に少ない場合は問題が発生する可能性高い

5年落ちのボルボは、標準的な走行距離が5万km前後となっています。

この距離であれば、エンジンやトランスミッションなどの主要部品は十分な性能を保っているはずです。

ただし、極端に走行距離が少ない場合は要注意です。近場での使用が主だった場合、エンジンオイルが適切な温度まで上がらず、エンジンへの負荷が大きくなっている可能性があります。

購入前に最寄りのディーラーの場所や評判を確認

ボルボの整備は、専門的な知識と設備を持つ工場でしか対応できません。

タイミングベルトなどの重要部品は4〜6年、もしくは6万〜11万kmでの交換が推奨されており、これらの整備には専門店での対応が必要です。

購入前には必ず最寄りの整備拠点を確認し、定期点検や緊急時の対応が可能かどうかを検討しましょう。

整備記録簿には整備工場の指定番号や認証番号が記載されているので、信頼できる整備施設かどうかの判断材料となります。

ボルボを高く売るポイント

ここでは、ボルボを高く売りたい方のために、査定額を上げるための重要なポイントをご紹介します。

内外装をきれいに清掃する

愛車の内外装をきれいに保つことは、査定額を上げる重要なポイントです。

特に車内の臭いは査定額に大きく影響するため、タバコやペットの臭い、食べこぼしなどの除去が必要です。

清掃のポイントは、まずフロアマットを取り外して消臭効果のある洗剤で洗い、完全に乾かすことです。次に、中性洗剤を使って内装全体を丁寧に拭き上げます。

エアコンの臭いも要注意で、フィルター清掃や専用の消臭剤使用が効果的です。

買取専門店で売却する

ボルボの買取は、輸入車専門の買取店を選ぶことで高額査定が期待できます。ディーラーでの下取りは手続きが簡単ですが、査定額は買取専門店より低くなる傾向にあります。

専門店は独自の販売ルートを持ち、中間マージンを抑えることで高価買取を実現しています。

また、ボルボの価値を正確に見極められる専門知識を持った査定士が対応してくれます。

純正ナビやオーディオ、取扱説明書など、純正装備品をすべて揃えることで高評価

ボルボの査定では、純正装備品をすべて揃えることが高評価につながります。

特に純正ナビやオーディオ、取扱説明書などの付属品は重要です。

また、定期的なメンテナンス履歴や整備記録も査定額アップのポイントとなります。

セーフティパッケージやリアビューカメラなどのオプション装備も、しっかりとアピールすることで査定額の上乗せが期待できます。

ボルボに関するよくある質問

最後にボルボに関するよくある質問から、代表的な質問とその答えをご紹介していきたいと思います。

特にボルボの購入や維持を検討している方は参考にしてください。

どんな故障が多いですか?

ボルボは電装系統のトラブルが特に目立ちます。

代表的な例として、O2センサーの異常動作やエンジン制御系統の不具合があります。

また、V40モデルではDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の故障が多く報告されており、ギアチェンジができなくなるなどの症状が出ています。

エアコン関連では、コンプレッサーの故障が多く、修理費用は20万円から30万円程度かかることもあります。

修理工場は見つかりやすいですか?

ボルボの修理工場は、一般の整備工場では対応が難しい状況です。

専門的な診断機器や特殊工具が必要となるため、ボルボに精通した元ディーラー整備士がいる専門店を探す必要があります。

特に新型車両(2018年式以降)やハイブリッド、EV車両については、対応できる工場がさらに限られています。

ただし、大都市圏では徐々にボルボ専門店が増えてきており、選択肢は広がってきています。

燃費はどうですか?

ボルボの燃費性能は、同クラスの他メーカー車と比較して必ずしも優れているとは言えません。

これは、高い安全性能を実現するための車両重量増加が主な要因となっています。

ただし、近年のモデルでは、マイルドハイブリッドシステムの採用により、燃費性能は改善傾向にあります。

特に高速道路での巡航時は、エンジンの特性を活かした安定した燃費性能を発揮します。

まとめ

ボルボは高級輸入車として人気がありますが、購入後のメンテナンスや維持費用について慎重な検討が必要な車種です。

メンテナンス費用は国産車の1.5〜2倍かかり、5年間で約100万円の維持費を想定する必要があります。

特に3年間の無料メンテナンス期間終了後は、急激な出費増加に注意が必要です。

電装系統のトラブルが多く、センサー類の誤作動や警告灯の点灯、インフォテインメントシステムの不具合など、電子機器関連の問題が頻発しています。

また、部品の取り寄せに時間がかかり、修理期間が長期化する傾向にあります。

中古車としての価値も、新車価格に比べて大幅な下落が見られ、5年以上経過した車両は修理費用の高騰リスクから敬遠される傾向にあります。

購入前には、整備記録の確認や最寄りの整備拠点の確認が重要です。

高く売却するためには、内外装の清掃や臭い除去、純正装備品の完備が重要で、買取は輸入車専門の買取店を選ぶことで高額査定が期待できます。

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