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GLEオーナーが語る!購入して後悔したポイントを紹介!

「メルセデス・ベンツGLEってどんな車?」

「GLEを購入して後悔することはある?」

このように、高級SUVの購入を検討する方の疑問は尽きないのではないでしょうか。

メルセデス・ベンツGLEは、豪華な装備と実用性を兼ね備えた高級ミッドサイズSUVとして、特に経営者層やアクティブなファミリー層から支持を集めています。

しかし、2000mmを超える車幅による駐車場の制限や、年間100万円前後にのぼる維持費など、購入前に考慮すべき課題も存在します。

今回は、GLEの基本性能から、実際のオーナーの使用感、維持費用まで、購入検討に必要な情報を詳しく解説していきます。

高級SUVの購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。


ベンツGLE 350dとはどんな車?

メルセデス・ベンツGLE 350dは、高級SUVの理想形といえる一台です。

全長4.83m、全幅1.94mという堂々とした車体に、3.0リッターV6ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力258馬力という力強さを備えています。

このクルマの魅力は、豪華さと実用性を両立させた点にあります。エクステリアは流麗なデザインで存在感があり、インテリアは上質な素材と最新技術で彩られています。

特筆すべきは静粛性で、エンジン音や風切り音を極限まで抑えた快適な走行を実現しています。

GLEを購入した人が後悔したポイント

メルセデス・ベンツGLEを購入した人が後悔するポイントは、以下の通りです。

  1. 駐車場の制限
  2. 車体サイズによる運転の難しさ
  3. 後部座席の狭さ
  4. 高額な維持費

これらの問題点について、詳しく見ていきましょう。

機械式駐車場はほぼ全滅で、都心部では停められない場所が多い

メルセデス・ベンツGLEの最大の悩みは、駐車場探しの困難さです。機械式駐車場のほとんどが重量制限や車高制限で利用できず、都心部での駐車場確保が深刻な課題となっています。

特に、ショッピングモールやオフィスビルの立体駐車場では、重量制限が2000kg以下のところが多く、GLEは車両重量だけでも2200kgを超えるため入庫できません。

結果として、平面駐車場を探して遠回りしたり、高額な時間貸し駐車場を利用せざるを得ない状況が発生します。

これは、日常的な買い物や外出時の大きなストレスとなっています。

車幅が2000mmを超えるため、狭い道や駐車場での操作が困難

GLEの車幅は2000mmを超えており、一般道での運転に気を使います。

特に狭い道路での対向車とのすれ違いや、細い路地での方向転換には細心の注意が必要です。

コンビニの駐車場や一般的な時間貸し駐車場でも、隣の車との間隔が狭く、ドアの開閉にも気を遣います。

全周囲カメラやパーキングアシストなどの運転支援システムは装備されていますが、それでも大きな車体サイズによる制約は避けられません。

慣れるまでは緊張感のある運転を強いられます。

車体サイズの割に後部座席が狭く、実用性に欠ける

GLEは外観の大きさに比べて、後部座席の居住性が期待ほど高くありません。

特に、後席の足元スペースや天井高が十分とは言えず、長身の大人が快適に座るには窮屈に感じることがあります。

また、後席のシートクッションが硬めに設定されているため、長時間のドライブでは疲れやすいという声も聞かれます。

大人5人でのドライブを想定していた方にとっては、この点が大きな誤算となっています。

大型SUVのため、燃料消費が多く、維持費が高額になる

GLEの維持費は、想像以上に高額になります。燃費は市街地走行で6-7km/L程度、高速道路でも10km/L前後と、燃料代が家計を圧迫します。

さらに、タイヤ交換やオイル交換などの定期メンテナンス費用も、一般的な車両と比べて1.5〜2倍ほど高額です。

また、万が一の故障時には部品代も高価で、修理費用が数十万円単位になることも珍しくありません。

年間の維持費を考えると、購入時の価格以上に長期的な経済的負担を覚悟する必要があります。

ベンツのGLEはどんな人が乗っている?

メルセデス・ベンツGLEに乗るオーナー層には、以下のような特徴的な3つのグループがあります。

それぞれのグループの特徴と、GLEを選ぶ理由について詳しく見ていきましょう。

会社経営者や役員

メルセデス・ベンツGLEは、企業経営者や役員層に特に人気の高い一台です。

その理由は、社会的ステータスと実用性を両立させた車両特性にあります。

経営者層にとって、取引先との商談や接待の際の送迎用として最適な存在感があり、後部座席の快適性も高く評価されています。

また、経営者特有の時間的制約がある中でも、高い走行性能と快適性により、移動時間を効率的に活用できます。

休日には家族とのドライブにも使え、ビジネスとプライベートの両面で活躍する一台として支持を集めています。

家族や友達を乗せる機会が多く、アウトドア志向の強い人

GLEは、アクティブなライフスタイルを持つファミリー層からの支持が厚いモデルです。

広々とした室内空間と大容量のラゲッジスペースは、家族での旅行やアウトドアアクティビティに最適です。

週末には、スキーやゴルフなどのレジャー用品を積載して、家族や友人とのアクティビティを楽しむオーナーが多くいます。

さらに、高い安全性能と快適な乗り心地により、長距離ドライブでも疲れにくく、家族全員が快適に過ごせます。

ラグジュアリーな室内空間と走行性能を求めるビジネスパーソン

GLEは、高級車に相応しい品質とパフォーマンスを求めるビジネスエリート層に選ばれています。

室内は最高級の素材を使用し、静粛性も抜群で、まるで移動するオフィスのような快適な空間を提供します。

ビジネスシーンでは、クライアントとの商談や接待の際の送迎車として、品格と存在感を発揮します。

また、最新のインフォテインメントシステムやドライバーアシスト機能により、ビジネスパーソンの効率的な移動をサポートします。

ベンツのGLEに関するよくある質問

GLEはメルセデス・ベンツのラインナップでどのような位置づけですか?

メルセデス・ベンツGLEは、ラグジュアリーミッドサイズSUVとして位置づけられています。

Eクラスをベースに開発された高級SUVで、かつてのMクラスの後継モデルとして2015年にデビューしました。

GLCとGLSの中間に位置し、ファミリー向けの実用性とプレミアムな質感を両立させています。

特に、ビジネスユースからプライベートまで幅広く活用できる万能性が特徴で、メルセデスSUVラインナップの中核を担うモデルとなっています。

GLEの安全装備や衝突安全性能はどうですか?

GLEの安全性能は、メルセデス・ベンツの最新技術が結集されています。

プリクラッシュセーフティシステムやレーダーセーフティパッケージを標準装備し、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱防止支援など、先進の運転支援システムを搭載しています。

全方位カメラシステムやブラインドスポットアシストも備え、大型車体の死角をカバーします。

さらに、高張力鋼板を効果的に配置したボディ構造により、衝突安全性も高水準です。

GLEクーペの中古車価格の相場はどのくらいですか?

GLEクーペの中古車価格は、年式や走行距離によって大きく変動します。

2019年以降のモデルでは600万円から800万円程度が中心価格帯となっています。特に人気の高いAMGラインや装備充実車は、より高額になる傾向があります。

また、初期モデル(2015年〜2018年)では400万円から500万円程度で取引されることが多く、比較的状態の良い低走行車は価格が上振れする傾向にあります。

GLEクラスの実燃費はどのくらいですか?

GLEの実燃費は、エンジンタイプや使用状況によって大きく異なります。

ディーゼルモデルの350dでは、高速道路走行で約12km/L、市街地で約8km/L程度を記録します。

ガソリンモデルはこれよりもやや低く、市街地では6-7km/L程度となることが多いです。

ただし、最新モデルでは、マイルドハイブリッドシステムの採用により、従来モデルと比べて燃費性能が向上しています。

GLEクラスで発生しやすい故障や不具合はありますか?

GLEクラスで報告される主な不具合には、エアサスペンションのトラブルが挙げられます。

特に、エアサス本体の劣化や制御系統の不具合が発生することがあります。

また、電子系統のトラブルや、インフォテインメントシステムの動作不良なども報告されています。

高度な電子制御システムを多用しているため、センサー類の交換や調整が必要になるケースもあります。

GLEクラスの年間維持費はどのくらいかかりますか?

GLEクラスの年間維持費は、一般的な国産車と比べてかなり高額になります。

年間の維持費は、車検費用(2年で80-100万円程度)、定期点検(年間20-30万円)、燃料費(月額3-4万円)、保険料(年間20-25万円)などを合計すると、年間100万円前後が目安となります。

さらに、万が一の修理費用も高額になりやすく、部品代だけでも数十万円かかることもあります。

まとめ

メルセデス・ベンツGLEは、高級ミッドサイズSUVとして確固たる地位を築いています。豪華な装備と実用性を兼ね備え、特に経営者層やアクティブなファミリー層に支持されています。

しかし、実際の使用では、2000mmを超える車幅による駐車場の制限や、機械式駐車場が使用できないなどの課題があります。また、大型車体ながら後部座席の居住性に制限があり、実用面での不満も指摘されています。

維持費は年間100万円前後と高額で、燃費も市街地で6-7km/L程度と決して経済的とは言えません。さらに、エアサスペンションのトラブルなど、高額な修理費用が発生するリスクも考慮が必要です。

GLEの購入を検討する際は、その高級感や走行性能の魅力と同時に、実用面での制約や維持費の負担を十分に考慮する必要があります。特に都心部での使用や駐車場の確保については、事前の確認が不可欠です。